±0 プラマイゼロ加湿器イベントに参加

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先日、デザイン家電で有名な±0 (プラスマイナスゼロ)の加湿器のイベントに参加してきました。

もともとプラマイゼロの商品は表参道にあるhhstyleやデザイン商品の専門店などでよく見かけたり、職場で±0 のコードレス電話機を使っていたりとブランド自体は知っているのですが、会社について詳しいことは知らないので若干謎なイメージを持っていました。

たとえば電話機の中に何故か「発売元:株式会社タカラ」のシールが貼ってある事とか、変な形の加湿器を売っている事とか・・・謎ですよね(笑)

というわけでプラマイゼロ社の加湿器イベントにはとりあえず反応。即反応。

というわけでイベントに行ってみると、プレゼンの中で何度も「元玩具メーカー勤務」である事、「家電メーカーのOEMを使用している」などを連呼していたのでこれまで持っていた謎に関してはナルホドネ、という感じでした。

で、謎な加湿器に関しては・・・あのなめらかで美しい曲線のフォルムにとても惹かれてしまうのですが・・・何故だか・・・JUNKの影響でテンガエッグを連想してしまいますwwwwwwご、ごめんなさいwwww(関連リンクを貼るのはさすがに自重)

どちらもデザインを強く打ち出している製品なので関連性がないわけではありませんが(笑)
基本的に発想がダメな人間だと再認識するイベントでありました・・・。


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( ↑ 開発担当のかたがホワイトボードに書いた図)

ちなみにあのツルンとした物は水を入れるタンクになっているらしく、中が空洞になっているのであの形で作るのはすごく難しいんだとか。そこであの独特のフォルムを実現させるために、どうやら磨きと塗装にかなり手間がかかっているそうで・・・通常の製造工場では「そんなのムリ」と却下された結果、探しに探して下町の町工場が引き受けてくれたそうです。

何や、パーツはど真ん中の部分でドーナッツが上下2分割に分かれているらしく???くっつけると水平方向にパーツの境目が出ちゃうみたいで、それを消すのが大変らしい・・・ってあああ!私にも思い当たるフシが!!!

そういえば確かにコスプレ小物で球体をくりぬいた形を作るとき、「装飾を施した半球+残り半分を補うための半球」をくっつけて丸いパーツにする作業はめちゃくちゃ面倒でしたよそれはもう!!!思い出した瞬間から妙に共感です(笑)

あの半球と半球を2個くっつけて、「最初っから、さも球体であったかのような物」にするには徹底的にくっつけた境目を消さなければいけないわけですよ・・・。下地をモリモリ盛ってヤスリで磨いて塗装して・・・それがコミケ直前だともう本気で焦るんですよねー!時間を取るか仕上がりを取るか、みたいなね!!!(><)

そんな記憶がカムバック。あああ。
こういうの、ワンフェスに行くような人なら更に死ぬほどわかるんでしょうね(笑)

そういった作業を工業製品レベルで"手作業なのに大量生産"なんてのは確かに無理がある話だと思うので、「儲かるかわかんないけど、心意気で受注!」なんていう仏様または変わった社長がいるような町工場じゃないと引き受けてくれないはずです(笑)


デザインが売りのブランドで、偉いデザイナーさんが「これじゃなきゃダメ!」とか言うと、まあ・・・そういった苦労があるわけですねえ。単なる置物ならともかく、日用品は使い心地が重要になってくるし、家電だと安全面にも注意しなくてはいけないし・・・デザイン家電を作るのはなかなか大変そうだと思ったイベントでした。

今回のイベントではモニター体験もさせていただけるとの事でしたので、私がうっかりテンガエッグを連想してやまないホワイトボディの加湿器を一台家に送っていただきました。(笑)

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感想はまたあとで!


title="キャズムを超えろ!プラスマイナスゼロ加湿器Ver3モニター参加中">

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このページは、nksmが2008年12月21日 16:20に書いたブログ記事です。

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