芸能、アイドルの最近のブログ記事

本来、アイドルに言論の自由など無い。(7月12日)の関連エントリ。

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★ 中谷美紀インド1人旅エッセー発表
http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20060731-68594.html

> 女優観を一変させるほど心身両面で過酷な現場だったという。
> アイデンティティーを回復しなければ先に進めないと考え、1人旅を決断。

これほどキャリアのある女優さんがほとんど鬱に近い状態まで追い込まれてしまうなんて、
嫌われ松子の現場、そんなに最悪だったのでしょうか・・・映画は経験がないので現場のルール・実情はよくわかりませんが、自分がいままで見てきた現場を思い出し、いろいろ想像してしまいます。
 


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新人アイドルが日テレ演出をブログで猛批判
http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_07/g2006071213.html

ああ・・・やっちゃった。・・・言いたい事はものすごくわかるけど・・・。
そう思ったのがアイドル稼業はもうたくさん、なんて思ってる自分としての感想。

記事の内容は、アイドルの女の子が“あくまでも一般客として”見に行った岡本太郎作品の除幕式で、若者がクラブのように踊り狂う演出が自分のイメージする岡本太郎の作品にふさわしくないと感じ「私の太郎さんが汚された」とブログで激しくバッシング。ブログに書かれた内容はかなり過激で、その文章をめぐってネットで賛否両論のお祭り騒ぎが起こってしまった、という内容です。(直リンは可哀想なので控えます)

みんなわかっているとは思いますが、アイドルに言論の自由などありません。

アイドルの仕事とは、「めいっぱい“かわいい自分”をアピールする仕事」であり、特に新人であればテレビ局のいう事にはまず逆らえません。せいぜい嫌な事はニコニコしてスルーするくらいです。
家に帰ったらボロいジャージ着てカップ麺すすってたとしても、一歩外に出たらかわいい自分にならなければいけません。本当はそんな事思って無くても、台本のセリフを読まなければいけません。

彼女がもともとアイドルを志望していたのかどうかわかりませんが、少なくともスカウトで入った私はその「ブリッ子ごっこ」が苦痛で仕方ありませんでした。この仕事には絶対向かない、と。
そういう点で彼女が仕事に対して「プロ意識に欠ける」という評価をされるのは仕方のない話だと思いますし、業界からは「扱いにくい子」だと思われる可能性もあります。

この場合、歓迎してくれそうなのはおそらくバラエティー方面と考えられますが・・・でもバラエティーって、自分がバカっぽく振舞って、他人を傷つけないように笑いを取るのが鉄則(だと私は思ってます)なので、自分の正当性を主張し他人を批判してしまった彼女はきついかもしれません・・・。
若槻さんみたいに明るく振舞うことが出来て、家族が水着写真をよく思っていなかったしバラエティーのほうが私には合ってます!という感じならとても良いのですが。
ただし、そこで待っているのはやはり「台本」であって、感情のままに言葉を吐き出してしまう彼女がそれに従えるのかは疑問に思います。

かつて、そのような環境が窮屈に感じた私にとって、企業と共にまじめに広告と向き合うモデルの仕事は居心地が良いように感じました。コンテ通りの演出に専念すればいいのですから、あまり悩まなくて済むのです。

ただし、そうなると今度はブログに一切、仕事以外の企業名・商品名・サービス名を書いてはいけない状況になってしまうのです。
万が一、競合他社と組む事になってしまうとマズイですから・・・もちろん、どんなに怒っていても特定の企業を批判するのは仕事がとれなくなってしまうのでNGです。

そうして芸能関係(特に私達のような下っ端)の仕事に就く事はいかに言論の自由が持てないか、という事がわかるかと思います。タレントのブログがたわいもない日常を綴る事しかできないのはこのような事情があるからです。
(タブーをタブーで塗り重ねることで一つのキャラを確立したしょこたんを除く。)

元々タレント業界にいながら、製作側に転向したり事業を起こしたりする人が後を絶たないのは、単純に「売れなくて仕方なく」というわけではなく、そのような窮屈な環境に耐えられず、情報を発信する側に行きたくなる人が多く居るからです。もちろん夢やぶれて・・・というケースも多いとは思いますが、大成功した人でも欲は出てしまうようです。(ちょっと違いますが中田選手が違う道に進みたくなるケースもとても頷けます。)


さて、話は戻って冒頭で「正直発言をしてしまったアイドルちゃん」はこれからどのような方向に進むのでしょうか。(・・・って、ヤンマガに載るんですね、チェックしておこうっと。)しばらくはアイドル方面で頑張るのかな。

どの仕事に就くにしても、自分の納得のいくように、悔いが残らないように頑張って欲しいですね。

“ぶつかり合う事が調和になる”
確かに岡本太郎は素晴らしい。彼女が思わず力説してしまう通り。

・・・案外、編集者なんかにも向いてるかもよ?


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