下戸がハイボールナイト2に潜入して少しわかったこと

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( ↑ 後日いちるさんが家でも再現したくなった激うまシイタケと、実は私が苦手な角瓶w)


えー、ホルモンナイトに引き続き、酒が飲めない私がハイボールナイト、つまりウイスキーのイベントに行ってきました。ええと、基本的にお酒は飲めないタイプなんですが、正確には100%飲めないわけではないのです。


ものすごい少量で酔う上に、安い酒を飲むと悪酔いして体を壊すだけなんですwww


そのため、私は量より質で「上質なお酒をたまに少量だけ飲む」という事に関しては実は好きなのです・・・が、居酒屋で意味不明な焼酎を使った○○ハイ(ウーロンハイなど)を飲まされるのは超無理なので会費の安い飲み会ではソフトドリンクしか飲まないようにしていたり・・・。他にも日本酒なら醸造アルコールが添加されているものも苦手だったりします。

そこで。

山崎白州マッカランといった上質なシングルモルトなら少量いただくことで楽しめるのですが!人前で20代女性が山崎を注文すると「オッサン扱い」される事があるので、面倒なので飲まないようにしていました。(本来オッサンくさいはずの安焼酎を使ったウーロンハイはガブガブ飲ませるのにね・・・)


あ、ただ・・・


最近頻繁にCMをやっているサントリー角瓶はゴメンナサイ・・・。CMの小雪さんは最高に美しいのですが・・・角瓶はどうも苦手っぽいです(;´Д`)やっぱり安いのがいけないのか・・・角瓶は山崎のようなシングルモルトではなくブレンドなのでそれがだめなのか・・・。たぶん角瓶は"安くてコストパフォーマンスの良い酒"なんだと思いますが、個人的にどうも合いません。やっぱり量より質ですね。


そこはブログの口コミですから、正直に書いておかないとね(笑)
 

今回参加したイベントは「ハイボールナイト2 by サントリー」~和食とハイボールのすごいマリアージュ~というイベントで、赤坂の「響 風亭」というお店で開催されました。


お店の名前を見てピンときた人もいるかと思いますが、こちらのお店はダイナック(=サントリーの子会社)系列のレストランで、どうやら今回のイベントはウイスキーのPRとレストランのPRをダブルで行っている感じでした。料理長自らマイクを握って解説しまくり。

その関係か、このイベントは無料にもかかわらず、どの料理も「こだわりの逸品」のオンパレードで、写真で見てみると一見地味なのですが一口食べてみた時のおいしさは格別で、HINALOG的に表現するならば「美味しんぼ」ごっこができそうなクオリティの料理ばかり・・・。


繰り返しますが、「無料」イベントなのにですよ・・・?!


お酒と料理の組み合わせと言うと、よくあるのはフランス料理などを食べに行ったときに「肉料理に赤ワイン、魚料理に白ワイン」を出してくれるようなイメージといえばわかりやすいでしょうか、今回のイベントではそれぞれの料理の特徴とウイスキのー香りが銘柄ごとに料理の味わいを引き立てる、奥深いメニュー構成になっていました。


コクのある山崎にはこってりした深い旨みの料理に合う。
豆腐などあっさりした料理にはスッキリとした味わいの白州だと風味を邪魔しないで互いの良さを生かせる。

スモーキーな香りのラフロイグは「通」向けの商品(嫌いな人は「正露丸」と評すw)と思われがちだが、実は同じようにスモークした牡蠣と合わせていただくと単品ではキツかった独特の香りが旨みと調和する(←とはいえやっぱりピート系は「通」向けですね)・・・などなど。

似たような属性のものを組み合わせることで、それぞれの風味が喧嘩することなく、むしろお互いの風味を引き立て合う関係で見事にコーディネートされていました。


「・・・。」


ええと、そこで私が何を感じたかと言いますと・・・無料で美味しんぼごっこができるクオリティの料理が出てくるということは、無言でその対価を返さなければいけないようなプレッシャーを感じるわけです・・・。

一方お酒が入って美食の宴で良い感じになってるブロガーさん達が富井副部長のようにメロメロになって「ハイボール万歳!」な感じになって非常に盛り上がっていました。。。自分はその雰囲気にどうも馴染めず。

立食形式で振る舞われた料理も名古屋コーチンのつくねや有機野菜など、どれも美味で大人気。
そしてさらに増えていく富井副部長(笑)そして押せ押せの営業さん達。少人数イベントだったのであれげな密度の高さがすごかったです(;´Д`)


実は、これまでサントリー関連のイベントに参加した友人・知人のブロガーさん達が次々とメロメロになっていくのは何故かと疑問に思っていましたが、実際のところは酒がうまい、料理がうまいで富井副部長化というイメージで固まりつつあります(笑)

そしてサントリー系のエントリに関して否定的な意見をチラホラ見かける事に関しても(オフラインでのdisを含む)、無料で結構な料理をごちそうしてもらっているのも事実ですから、軽い接待と言い切れないこともないし・・・反感を買うリスクはやっぱりあると思いました。(ただ現金の収支で言うと交通費分が赤字ですから行っても別に儲かりません。)

逆に言えばブロガーにギャラを払わず、お酒と料理(=原価?)でこれだけのファンを取り込めるサントリーさんは賢いというわけですね。いやはや。


・・・つまり私みたいなブロガーは可愛くないだろうなあ(ぼそり)


お金のかけ方から言うと先日参加したカルバンクラインのイベントのほうが盛大でゴージャスだったんですが、あの時は「結構な人数に壮大に振る舞い、営業的には一切干渉しない」という自由なイベントだったので気兼ねなく飲み食いして楽しめました。

一方で同じ無料イベントでも「ある程度参加者が限定されていて営業的な要素が強いイベント」で激しくもてなされると条件は全く違ってくるわけです。しかもメーカー直営のイベントなので関係者全員メーカーの人。なんか双方、そちもわるよのう的な・・・その。


で、個人的にその中間地点がAMNイベントの「ちょうどよさ」なのかなぁとも思ったりして。お金のかけ方もホドホド、義務感もホドホド。中間にAMNが挟まっているからプレッシャーも少ない。


実際の所、下戸なので「飲み」はせずそれぞれ一口ずつ味見をしながら「香りを楽しむ」程度にしておいたので、酔っぱらって富井副部長化することがなかった自分の場合は逆に激しいプレッシャーを感じて逆に考え込んでしまうなあというイベントでもありました。

ハイボールナイトは絶賛の嵐なのでたまにはそういうエントリを出してもいい・・・よね・・・?というわけで今回はちょっと辛めの感想になってしまったのでした。


このイベントの良かったところ:メシウマ度が格別高い
このイベントの良くなかったところ:営業的要素が高く、少人数で濃密なセミナーであるところが若干アレっぽい。


とりあえず、お酒とお料理はとびきりおいしかったので、読者のみなさんでブログを持っているかた、メシウマ度はかなり高いので興味ある人は次回開催があったら申し込んでみると良いと思いますよwwwwでも個人的には気が引けたので先日のボジョレーイベントは欠席させてもらいました。そんな感じです。

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このページは、nksmが2008年11月24日 22:08に書いたブログ記事です。

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