おこしもん:桃の節句の郷土料理@名古屋

おこしもん(ひなまつりに食べるモノ)

祭と郷土料理は密接な関係があったりしますが・・・最近ローカルな食べ物と知ったもの。

3月3日、ひなまつりに食べる「おこしもん」です。

ひなまつりと言えば、ちらし寿司にハマグリのお吸い物、菱餅や雛あられなどイロイロあるのですが、名古屋近郊の一部エリアではこの「おこしもん」を作って食べたりします。

先日知ったのですが、実は東海地方の中でも一部エリアでしか食べない「超ローカルな食べ物」らしく、呼び方も「おこしもん」「おこしもの」「おしもち」「おこしもち」「おしもん」など様々。

ちなみに、呼び方に共通しているのは作り方が「木の枠からおこして作るお餅」ってコト。
鯛や扇の形に彫ってあるので写真みたいなのをポコポコ量産できるわけですw

★ おこしもん 雛菓子 - 身近な不思議発見

↑ここに作り方と木の型が載っています!

型は職人さんが一つ一つ手彫りで作るのでどうしても高くなっちゃうんですよねえ。今コレを持っている家庭はかなり減っている上、普通に売っているところを見たことがありません。(完成品を買ってくる家庭が増えた)写真のものも、買ったやつを近所の人に偶然おすそ分けでもらったものです。

 
ちなみにお餅の味なんですが・・・普通の餅のほうが味はおいしいと思います(笑)
何しろ、米粉(お米を粉にしたやつ)を練って作るのでごはんのカタマリ(笑)

だったらもち米のほうが美味いという・・・しかし郷土料理なのでそこら辺はご愛嬌!


見た目は甘そうな感じですが何しろごはんのカタマリっぽいので、食べるときは焼いて砂糖醤油をつけて食べます。ちょっと焦げてるくらいが香ばしくておいしい気がします。


将来、女の子が生まれたら郷土の味として一度は一緒におこしもん作りをやってみたいですね。
あれは作る過程が楽しいものだと思うので!

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このページは、nksmが2008年3月 3日 15:08に書いたブログ記事です。

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