最近私がお世話になっている、とあるデザイナーさんとの会話で強く印象に残った事があるので記録。(タイトルは適当につけた)
■ 本来ページランクは信頼と実績のあるコンテンツに与えられるべきものだ
■ たいして内容もないコンテンツがSEOという小手先の技術でページランクを稼いで上に出ようとするのは書き手・作り手として恥じるべきだと思う
■ 良質なコンテンツを提供し続ければ、おのずと多くのサイトからリンクされ、SEO対策などせずともちゃんとグーグルで1位になれる
=だからSEOって嫌い
ここのところページランクに敏感なブログ業界・IT業界の皆様とお会いすることが多いので、「いかにページランクを稼ぐか」という話題はかなり良く出る話題の一つなのですが、あえて間逆の発言をするクリエイターさんに熱いアーティスト魂を感じましたよ!あくまで実力勝負!!!
一言で言って漢気を感じました。
やっぱりさ、オトコはそれくらい懐が広くないと。(笑)
★ 確かに、多くの人に長く愛されるための信頼と実績を重んじる経営方式は日本が誇るべき伝統文化といえます。
(私が愛知の大学で日本式経営を叩き込まれた結果、そう思ってるだけかもしれませんが)
★ 逆に、今まさにこの時のヒットを狙う、即時成果主義はまぎれも無く欧米式経営。
(すぐに儲かるけど、炎上したら再建困難な諸刃の剣。日本で言うところのノブナガイズム?)
考えてみればWeb2.0のメインと言われるGoogleが紛れも無くアメリカそのものであり、そんなGoogle様にひれ伏す昨今のSEOジャンキーがアメリカ的戦術になるのは仕方のない話・・・人によっては既におめめが円マークでなくドルマークになってきてるようにも見えたり見えなかったり・・・そして日本のインターネットにGoogle様が浸透すればするほど、ネット市民のアメリカ人化が・・・なんて、考えれば考えるほど妄想が膨らみます。(笑)
・・・いや、それはさすがに考えすぎか。(笑)
私自身、困ったら「ググる」し、Gmail使ってるし、マップのサテライト大好きだし・・・
じゅーぶんGoogleっ子ですから・・・。
しかしながら、かつてヤフーのディレクトリ型が主流だった時は「有名にならないと載れない信頼感」=まだ日本っぽさが残っていたわけで(ヤフーも思いっきりアメリカですが)、検索する=「ググる」という言葉が一般的になってからというもの、SEOという名の殺伐合戦が激しくなったような。
(かつてのディレクトリ方式でもオ●ネを・・・ンゲフッな事もあったみたいなのでアレですが)
今日の「中身の追いつかない検索一位」の考えについて議論して、自分自身そんな風に言われないようにキチンとしたコンテンツが提供できるよう気を引き締めなければ、なんて思いました。(現状そうだし)
自分自身、思い当たるフシ・・・というか、どうでもいい記事が検索一位になっていると他のまじめサイトの方々に対して申し訳ない気持ちになる事が多々あります(汗)
我こそ検索一位にふさわしいサイトだ!と思う方々はバリバリSEOで鬩ぎ合って結構、そして私がSEO要らないといったら「今すぐMT辞めろ」と言われそうですので必要ないとは申しません・・・が、変な日記が一位になってしまっている時はすいません。(苦笑)
まー、そういう「生半可などうでもいいサイトに抜かれないために」企業が高いお金払ってSEOやってると思えばいっか・・・。
あ、そういえば10年くらい前ってヤフーがディレクトリで日本のgooがロボットでしたよね??
しかもヤフーでディレクトリが見つからないとgooの検索結果が表示されていたような・・・。
なんで昔gooは流行らなかったのにgooleのロボット式はこんなに流行ってんの?
そこまではわからんちん。
うーん・・・みかかが時代の先を走りすぎてた・・・とか(想像)ロゴが可愛すぎた・・・とか(想像)
事情に詳しい人のコメント待ち。
>なんで昔gooは流行らなかったのにgooleのロボット式はこんなに流行ってんの?
googleは世界中の投資家から集めた多額の軍資金を使って、世界最高レベルの技術者を大量に動員し、検索結果の精度を高める技術の向上に全力を尽くしているからかと思います。純粋に検索結果の質の高さで人気が出たんですね。おなじロボット式でも、gooとgoogleじゃ高校野球とメジャーリーグくらいのレベルの差を感じます。
なるほど。
一つにロボットと言ってもそこに質の大きな開きがあったという事なのですね。
高校野球とメジャーリーグ、という例えはわかりやすいかも。
ただ、この数年ブログが普及した関係で、オフィシャルの情報よりも全く違うサイトが上位に表示されたりする事で苛立ちを感じることは多くなったわけで・・・
(それが自分だったりすると、非常に申し訳ない気持ちになる)
そこらへんのアルゴリズムがうまく調整されればいいのになぁ・・・と日々切実に思っております。
グーグルさまには引き続き、頑張って欲しいですね・・・