愛知万博。人気のパビリオンに行って来ましたよ情報

昨日行ってきた愛知万博/愛・地球博の人気のパビリオンを

現地の情報と共にちょっとだけ簡単にご紹介しておきます。

★ 長久手日本館 (360°全球型映像システムあり)
★ 名古屋市パビリオン「大地の塔」 (世界最大の万華鏡)
★ グローバルハウス「マンモス・ブルーホール」 (冷凍マンモス+ソニー最新レーザーシアター) 
★ 森林体感ゾーン「サツキとメイの家」 (となりのトトロのあれ)
★ 中日新聞社ほか共同「夢見る山」内、「めざめの方舟」 (押井守プロデュースのあれ)
 
  
 
tree-icon.jpg 長久手日本館   オススメ度:★★★★★

長久手日本館

2万本の竹を編んで作ったと言われる繭のような概観が特徴的な長久手日本館。
ここの魅力は、何といっても世界初、360度全天球型映像システム。



     (公式から)

「地球の部屋」と名づけられたこのシアターでは、雲の上の空から徐々に落ちて海底まで行き、最後は宇宙に飛んでいく映像が見られるのですが、
球形シアターの中心に立つと本当に自分が飛んでいるような錯覚に陥ります。
入って左側のほうにいたほうが最後に感動しやすいかも!(若干ネタバレ)
リアルすぎて乗り物酔いがひどい人は若干酔ってしまうかもしれませんので注意(苦笑)

他にも長久手日本館では、日本の経済発展に伴う生活・環境の経年変化を見たり、
(80年代生まれの自分はファミコン・プレステ世代なんだなぁと気づく・・・)
日本の森をイメージしたリラックス空間で最新のテクノロジーを知ることができます。
実際の木はないのですが、ほのかに森の香りがするところがにくい演出。
ここでは「ナノバブル」の技術で海水魚と淡水魚が一緒に泳いでいる水槽があったり、
お年寄りにもわかりやすく、人気のあるパビリオンだと感じました!

長久手日本館は中高年・バスツアー参加者などが多く感じました。
昼がピークで夕方が近づくにつれて列が減っていたので、夕方以降が穴場かもしれません。
同時にあまり遅いと入れないので注意してください。

◎ 結構時間がかかります!!時間配分に注意してください ◎

私が行ったときは60分待ち、パビリオンを見るのに40分ほどかかりました。
おかげで一度目に並んだときは「大地の塔」予約に間に合いそうになかったので、30分近く並びましたがスタッフの人に言って途中で外に出してもらい、他のパビリオンを見て過ごしました。
次の時間ギリギリに他の入館予約をしている人は時間配分に注意してくださいね。
 
 
tree-icon.jpg 名古屋市パビリオン「大地の塔」   オススメ度:★★★★☆

daichi.jpg

藤井フミヤ氏がプロデュースする、「世界最大の万華鏡」。
ギネスのワールドレコードにも認定されたその塔は、名古屋城とほぼ同じ高さ。
3層の円盤が回転しながら上下左右に傾くため、様々な模様が生まれます。

本当にキレイなのでロマンチストさん、万華鏡好きな人にはオススメです。
ただし、本当に万華鏡を下から見上げるだけなので、特別なアクションはありません。

ボリュームのある展示やアクションが好きな人だと物足りないかも?
女の子やオバチャン中心に人気高し。

◎ 当日予約が意外と余っていました ◎

初日でも当日予約の専用端末が昼過ぎまでまだ登録可能な状態でしたので
当日予約(1件のみ可能)が残っている人は活用すると列に並ばずに入れます。
 
 
tree-icon.jpg グローバルハウス「マンモスラボ」   オススメ度:★★★★★

グローバルハウス・マンモスラボ

マンモスを見るには2種類の順路があります!
<<ブルーホール>>
2005インチの世界最大級!ソニー最新式レーザーシアター
<<オレンジホール>>
約700万年前の猿人「トゥマイの頭骨」大阪万博展示物「月の石」など展示多数

私はブルーホールをネット予約で入りました。
オレンジも気になっていたのですが、また来たときに見ようかと!(よくばり)

ブルーホールのシアターは、人間と環境について地球を考えるムービーでした。
見始めたときに周りがみんな「マンモスの映画じゃないの?」と動揺しましたが
最後に見終わったときは喉元が熱くなって、周りからも鼻水をすする音が!
「国とか地域なんかじゃなく、一つの同じ地球として皆で大切にしていきたい!!」
と、皆が感動して目を潤ませながら、いよいよマンモスラボへ突入!!

◎ 動く歩道に乗るので、左右、どちらに乗るか決めておくとベター ◎

左側レーン=若干高くなっていて、斜め上からよく見られる「高いほう」
右側レーン=ガラス越しにマンモスがすぐそこ!!の「近いほう」

ちなみに私は右側の「近いほう」を選びました!!
マンモスが本当に生きていたことをこの目で実感!!感動です!!
大きさにもビックリしましたが、意外だったのは目がツブラで可愛かったこと!!

地球環境が変化して、マンモスが絶滅したこと、今、地球環境が変化していること。
グローバルハウスには、この万博の大きなメッセージが詰められていました。
何万年も後、人類が絶滅して、新しい生命体に「これが冷凍の人間です!!」
なんて世界中が注目するイベントが開催される事があったりして・・・。
 
 
tree-icon.jpg 森林体感ゾーン、「サツキとメイの家」   オススメ度:★★★★★

satsuki.jpg

いわずと知れた、「となりのトトロ」に出てくるあのオウチの復刻です。
一日限定800人、完全予約制ですのでご注意ください。
予約していない人は、ちょっと離れたところからしか見られません(残念)
あと、中に入っている間は撮影禁止です。写真は建築日誌で。

サツキとメイの家の魅力はズバリ、引き出しあけ放題、小物さわり放題!
参加者が「ドラクエの気分(笑)」って言うくらい人んちがあされます。(笑)
でも、備品を盗るのだけは絶対にやめましょう!!盗難は犯罪です!!

建物設定年は、映画が昭和35年設定なのに対して、昭和36年設定です。
映画の後にお母さんが退院して4人で生活している設定になっています。

設定が昭和36年のため、漁れば漁るほど、出るわ出るわ、昭和の品!!

ただ残念なのは、2回の屋根裏部屋に入れないこと。
まっくろくろすけが逃げ込んだ壁の隙間に指を入れたかったのですが叶わず。(笑)
隠し階段が急で危ないということで、取材しか入れないようです。

あと、予約参加者は読売新聞の復刻版がもらえます。
昭和30年の、その日の日付の新聞です。ちょっとしたオミヤゲかな。

終了後の対処はまだ未定らしいです。
移築の案があちこちから飛び込んできているそうで、現在検討中だとか。
万博が終わっても見られるところがあると良いですね。

◎ サツキとメイの家の予約について ◎

毎月1日(日祝日の場合は翌日)に翌月分の予約を開始します。

1.ローソンの端末「Loppi」にて(初日は10:00~)
2.電話受付・初日のみ、自動音声応答(10時~24時)0570-063-033
  電話受付2日目以降、オペレータ対応(10時~20時)0570-000-403
3.ホームページ(ローソン会員のみ・2日目から)
  http://www.lawson.co.jp/lawson_plus/expo_house/index.html
 
 
 
tree-icon.jpg 中日新聞社ほか共同「夢見る山」内、「めざめの方舟」

オススメ度:(スロープ)★★★☆☆ (アリーナ)★★★★☆ (両方見て)★★★★★



(公式から)

押井守プロデュースで話題の映像空間、「めざめの方舟(はこぶね)」。
「床に敷き詰められたプラズマディスプレイを奇妙なフィギュアがズラリと囲み、
天井にはたくさんのスクリーンと、不思議な像がぶら下がって・・・」
押井守を知らない普通の人が見るとこんな感じの正直ちょっと不思議すぎる空間のようです。
近くで見ていたファミリーやお年よりは皆、「なんか不気味・・・」とつぶやいていました。

いやいや、全部設定がありますから!!世界観がありますから!!!!(ヲタ)

とりあえず万博公式の紹介「夢見る山」の「めざめの方舟」部分を熟読されたし。

入場待ち中にパンフレットを購入して読んでおくとよくわかります。

このシアターは、入り口で整理券を受け取って入ります。
普通は壁面を螺旋状に登って見る「スロープ」での鑑賞になります。
しかし限定で数人、プラズマディスプレイ床の上「アリーナ」に立って見ることが出来ます。
(ベビーカー、車椅子の人はアリーナのみ&近すぎて子供が怖がるのも注意…)

スロープにずらりと並んだ観客も、方舟を演出する大切なパーツのひとつ。
私はスロープから全景を眺めた後、どうしてもアリーナで見たくて出てすぐ整理券を取りなおしました!
(初日朝から並んで、このパビリオン2回で午前の時間をほぼ使い果たしました。笑)

アリーナでは全体で何が起こっているのかわかりにくいのですが、
作品のド真ん中に立って、今にも吸い込まれそうな空間に入ると、押井氏が本当に表現したかったものが何かがよく伝わってきます。(アリーナでは好きなように自由に歩き回れます。)
先にスロープで全体を見たのは良かったのかもしれません。あと運良くアリーナほぼ独占状態でした!!

後で読んだのですが、押井監督は「何度も、様々な角度から見ること」を主張していて
「人間は物事の全てを一度で見ようとすると失敗する」というような事を言っていました。
また、3部構成の全てを見れば何を伝えたかったかがわかる、とも。

ってゆーか上映中、あまりの感動に若干足がすくんでいたのは秘密です。ビビリですから。

スピーカがアリーナに向けてあるので、スロープでも下のほうで鑑賞することをオススメします。
上にいくほど音が割れてゴワゴワになってしまいます。注意!!
でも上は上で見えるものが違うので、「上はダメ」というわけでもありません。
(あと螺旋状にみんなが見ている中心なので、人前に出るのが苦手な人はスロープへ!)

「ストーリーは、自分で決める。」

そんなイマジネーションに働きかける作品です。
2ヶ月ごとにテーマが変わり、今回は水の記憶だったのですが、
「DNAレベルに働きかける」と言われている狗奴(くぬ)バージョンが非常に気になってます。
できる事なら全て見たいです。

ショップだけは並ばずに入れます。すっごい隠れてますけど。

(パンフレット700円&ポストカードセット500円は超カッコイイので買うべし。)

・・・ちなみに好きな押井守作品はうる星のビューティフル・ドリーマーです。。。


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このページは、Hina Nakashimaが2005年3月27日 00:22に書いたブログ記事です。

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