八百長騒動で敏感になっている時に、野球はそれを求めるのか?

八百長騒動で敏感になっている時に、電車で見かけた中吊り広告に反応。

週間プレイボーイ 8/21・28日合併号

目次
http://wpb.shueisha.co.jp/mokuji/index.html

関係業界が恐れるドラゴンズ優勝の恐怖
頼む中日、日本野球のために負けてくれ!


・・・確か電車では業界関係の次に続く言葉が「涙の懇願」とかそんな内容だったような。


HP見たら「ドラゴンズ優勝の恐怖」になっててそのフレーズは入ってなかった。


まぁ要するに首都圏の球団が勝たないと萎えるというのは解りますけれども。
おかげで今年はパリーグの人気が出てるみたいなんでいいんじゃないですか?w

去年おととしはパリーグ人気を「涙の懇願」していたじゃないですか。w
 
 

 
誌面の内容はまさに中日が優勝してしまうと経済効果がほぼ皆無という「勘定」の問題で、
  
 
  
先日の「亀■が勝たないと商売成り立たない」っていう勘定とかなり似たような香りがしました。
  
 
 
この敏感なときにあえてそれを言うのはどういう意味があるのでしょうか・・・
 
 
  
野球のルールに関して、これまでに見た巨*戦で「ボールのはずがストライク」「アウトのはずがセーフ」またその逆もあり、子供の頃から「巨*戦はルールが特殊なんだよ」と親に教えられてきました。
助っ人の外国人選手が巨*ルールを納得せず審判につっかかって退場になったりすると「あーあ・・・日本のルールで残念だったね・・・」と思ってました。

「中日優勝しないで」って言うのもやっぱり野球の世界はそういうもんなんかなと思ってしまいます。


野球は八百長のキャリアが違うってゆーか、何てゆーか。


某ボクシングの試合は連日議論がされるほど問題になっているのに、資金力で優秀な選手をかき集めて審判にはおかしな判定をさせて優勝する巨*に関しては「さも当然」なのはどうしてなのか・・・。

まーその、某ボクシング選手は本人の天狗の鼻が伸びていたり基本的な言葉遣いや礼儀がなってないなかった部分に落ち度がありすぎるから批判されるのも仕方ないのですが、それでも批判の中心はスポーツにおける「フェアであるべき部分」なわけで。


「巨人が弱いと野球界が萎える」とまで言う人がいますが・・・それは言いすぎですね。パリーグ含め他球団のファンを舐めすぎ。
どの球団だって強い年もあれば弱い年もある。負けるから勝つために努力する。
弱点を金で解決するのがOKでオレ流で勝ち登った地方球団はNGってどういう事ですかね。
 
 
確かに落合監督はマスコミへの対応がすこぶる悪いのでテレビ的に面白くない。(wikiにもある)

でもこれだけの力を出しているという事は評価するべき点もあるのではないですかね。
 
 
地元では昔から「アンチ落合」が多く、過去に中日を裏切って巨人に行った事で大きな反感を買い、中日の監督に就任すると決まった時には不満の声が多数挙がって「今年は野球を見に行かない!」と宣言するファンまで続出しました。

しかし就任してすぐオレ竜優勝、その時は「星野が集めた選手に力がついた」と言い訳する人も多かったのですが、3年目の今年、やはり力がついてきている事は間違いないので落合は嫌いだけど選手は好きだし球団のファンだし勝ってるから文句は言えない、そんな状況です。

マスコミに不評だし古いファンにも不評だし。でも監督としてはよくやっているし、マスコミに冷たいのもチームを守るため、特に選手を責める発言を絶対にしないし、理解ある記者には話す。
言ってみれば落合は一般受けしない「ツンデレ」監督なのかもしれないねw
  
  
そして中日が優勝しても経済効果があまりない事もわかっています。2年前にリーグ優勝した時は松井の活躍とイチローの「世界記録まであと一本」で日本の野球はもみ消されました

東京で売られるスポーツ誌の表紙は中日ではなく軒並み「イチロー」「松井」になっていたのです。
セリーグ優勝なんて何もなかったよ、みたいな。 
まぁ、そんなもんです。
  
  
逆に・・・そんな人気の悪い中日に勝てない他球団が完全にふがいない
 
 
なんで他の球団は勝てないのですか。ガンダムなら「弾幕薄いよ、何やってんの!」ですよ!
それで勝てないからって中日に「負けろ」だなんて失礼極まりない。勝てない球団が情けない
 
 
最近の野球が面白くないのはそういう「必死さ」が見えてこないから熱意が伝わらない。

負けていても必死に勝とうと努力している球団は応援したいと思える。

勝てないのを他力本願にする事ほど恥ずかしい事はない。
  
 
勝つためにどのような努力をしているのか」そういう部分で「この人本気だな!」と思えればファンは必ず増えるはずなのに、テレビはあまりそういう話をやってくれない。
それで視聴率低いから中継辞めます、なんて・・・面白い方向に持っていくのがテレビの仕事でしょ?
 
 
視聴率低迷を弱い球団のせいにするテレビ局も情けないよ。
 
 
 
勝つことよりも「商売」であることのほうが大切なプロ野球、そういう部分が試合に対しての「ぬるさ」みたいなものを醸し出していて、結果として「ガチじゃない」部分でファンが食いつかない、ってのはあるんじゃやないのかなぁ。


少なくとも去年おととしのパリーグにおける「涙の懇願」はガチっぽくて皆が心うたれたわけだし。
 
 
(特に古田の男泣き。)
 
 
個人的にはここのところずっと優勝していないカープがそろそろ死に物狂いで頑張って強くなってくれないかと思っているのですが・・・現実厳しいかもしれませんが、そうであったら面白い。


私が子供の頃は「今日は弱い阪神とだから勝てる」と阪神戦は安心できた・・・というか、正直、弱い球団は見ていてつまらなかったのでチャンネルかえてました。
しかし今や「強い阪神」。超人気球団だし、試合もウカウカしていられない相手になってます。

阪神が「脱・弱い球団」を成し遂げた事で「セ・リーグの負け役」がカープにまわってしまったわけで・・・そろそろ強いカープが見たいなぁと思っている次第。
特にカープが広島という事もあって地方球団は負け役に回しやすいんですよね。。。
 
 
そもそも中日ファンはそういう「地方球団が負け役に使われるのが嫌」だから必死に応援してます。
 
阪神ファンだって、「もう負け役はイヤ!」っていう気持ちもあるだろうし。 
 
 
経済もそうだし、野球もそうだし、地元のためにマイペースにやる土地柄なので、全国的な空気が読めないといえば確かに読めてないです。


でも、コツコツ努力して力をつける事こそ美学である土地の人間からすると、
人の上に立つためには手段を選ばない」そういう都会のやり方には納得いかんのです。
 
 
週プレの誌面には
 
 
 
「中日よ、日本プロ野球のために今年は負けてくれ!」

 

と書いてあるけど・・・  
 
 
 
そんな恥ずかしい発言するんじゃない!!!
 
 
 
 
日本の伝統文化においてそういう他力本願なのが一番みっともない。 
 
日本が誇るBUSHIDOはどこへ行ってしまったんだろう。
 
   
そんな事やってたら亀■と同じでどんどん反感かって人気が落ちると思う。
疑わしい勝利は客足を遠のける・・・できる事なら努力の末に勝ち取る圧倒的な勝利でしょう。 
 
  
あ、あと牛島ー!今、横浜最下位ってー!!!もっと頑張れー!!!!
元中日選手だし割と応援してるのに。。。横浜は二番目に好きな球団なのに。。。
あと楽天はノムさんじゃなくて今年も田尾でやってほしかった。。。無理か。。。
 
 
(追記)
wikiの人物データが面白すぎて暫く選手やら歴代監督やら読みまくってしまった!
牛島フォークの秘密とか驚愕!あのユニフォームはパクリじゃなくてドジャース提携だったのか・・・。
てゆーか球団の説明長すぎだよw でも全部読んだおかげで妙に詳しくなったような・・・。

ホント、wikiの編集職人はすごいなぁ。

| コメント(0) | トラックバック(0)

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.hinalog.com/mt/mt-tb.cgi/51

コメントする

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.2-ja

このブログ記事について

このページは、nksmが2006年8月11日 21:25に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「【夏コミ対策】 絶対に焼けない日焼け止め。」です。

次のブログ記事は「夏コミに篠山紀信氏がSabra撮影のため来訪」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

あわせて読みたい